同軸、UTP、STPケーブル


同軸ケーブル10BASE2,10BASE5と言った規格で使用されている。
TVアンテナなどのケーブルで主に用いられている。
UTPケーブル
(unshield twist pair cable)
イーサーネット規格で使われ、LANケーブルとも呼ばれている。
STPケーブル
(Shielded Twisted Pair)
ケーブルをシールドで覆ったLANケーブル。
ノイズに強いが、コスト高。
10GBASE-Tなどの高い周波数に使用される。また、外見はUTPと区別がつかず、どちらもRJ-45コネクタが使用される。

光ケーブルについては、こちらのページで説明する。

UTP・STPケーブル(LANケーブル)

UTP・STPケーブルは、主にLANケーブルとして使われる。

LANケーブルのカテゴリー

LANケーブルは品質,用途により、カテゴリ分けされている。

カテゴリ主な用途
CAT1電話線
CAT2データ通信(低速)
CAT310BASE-T,100BASET4、トークンリング
CAT4CAT3までの用途、トークンリング、ATM
CAT5CAT4までの用途、ATM、100BASE-TX
CAT5eCAT5までの用途、1000BASE-T
CAT6CAT5eまでの用途、ATM、10GBASE-T
CAT6aCAT6までの用途、10GBASE-T(CAT6の改良版。最大伝送距離の延長)
CAT7CAT6aまでの用途、10GBASE-T

UTPケーブルのストレートケーブルとクロスケーブル

ケーブルの末端にはRJ-45と呼ばれる形状のコネクタがついている。
ストレートケーブルとクロスケーブルの違いは、両端のRJ -45のピンの結線がちがっています。

機器側のRJ-45のイーサネットインターフェース

機器側のRJ-45のイーサネットインタフェースはMDIとMDI-Xの2種類にわかれます。
それらは、10BASE-Tや100BASE-TXにおいて、送信と受信の役割を果たすピンの組み合わせが違っています。

種類
MDIパソコン、サーバ
MDI-XL2スイッチ、L3スイッチ

ピンの用途が違う為、機器を接続するときは工夫します。
同じMDI同士を接続する時はクロスケーブルを使用します。MDI-X同士の接続もクロスケーブルを使用します。

上で送信したら、下では受信しないといけないし、
上が受信なら、下から送信しないといけない。